イタリアで話題のトラッパー、Young Signorino(ヤング・シニョリーノ)について聞いたことがありますか?人を食ったような名前ヤング・シニョリーノはもちろん芸名で本名はPaolo Caputoパオロ・カプート、顔中に入れ墨をしている(個人的な感想ですが、気持ち悪くはありません)チェゼーナ出身の19歳の若者、若いにもかかわらず既に2歳の子供の父親とも言われています。彼の曲のビデオは何百万回も視聴されていて、好きより嫌いというコメントの方が多く、イタリア版マリリン・マンソンと評されることも。
芸名の由来は17歳の時精神科の薬を飲みすぎて転倒し昏睡→目覚めたときに思いついたとか。彼曰く「自分を変えられるかどうか面白いしやってみようと思ってやってみた。で今があるわけ。」
歌詞にはドラッグがたくさん出てきます。これについても「俺はいつも強いドラッグや弱いドラッグをやっていて馬鹿なんだ。タバコや強いドラッグ、そのうちのどれかと24時間昏睡する危険が隣り合わせ」精神科病院で入院していたことも隠さず「そーだなー、たぶん幸せすぎんたんだよ」だそうだ。
現在まで公開されている彼の曲は3曲のみ、5月26日にローマで企画されていたライブでデビューする予定でしたが彼の精神状態を危惧した主催者側がキャンセルしてしまいました。ちなみにチケットは400枚売れていたそうです。
彼の曲に興味がある人は:https://www.youtube.com/watch?v=K9bf4PT-aEk
彼は才能を持っているのか?でも彼の曲より犬の鳴き声の方がマシなんていう意見もあったりして…