「サンレモ音楽祭でIl Voloと共演したバイオリニスト」

今年も大いに盛り上がったサンレモ音楽祭は1カ月前に閉幕しました。一カ月たってまだサンレモ音楽祭の話?と思われそうですが、実はIl Voloと舞台共演したバイオリニストがけっこう格好良かったのです。名前はAlessandro Quartaアレッサンドロ・クアルタ、サレント出身の1976年生まれのマルチ・インストゥルメンタリスト(マルチ奏者)で、作曲家。サンレモ音楽祭でIl Voloが歌う”Musica che resta”の伴奏で共演しました。実はイタリアよりアメリカで注目されているアーティストなので、Il Voloと似た環境にあります。2013年にはCNNでMusical geniusに選ばれ、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、ジャミロクワイ、ティナ・ターナーと共演しました。その他レニー・クラヴィッツ、セリーヌ・ディオンなどとも一緒に仕事しています。2018年にはイタリア政府から音楽部門で ”Miglior Eccellenza Italiana nel Mondo”(世界で活躍する最も優秀なイタリア人、の意味)に選ばれました。

今回の共演に関してクアルタはIl Voloとの共演オファーに「とてもびっくりした。オファーを引き受けたことを大変名誉に思う」とコメントしています。サンレモ音楽祭からオファーが来るというのは彼の音楽の才能が高く評価されたことを意味するので、このようなコメントを自身のサイトに書いたのでしょう。

Il Voloとの共演映像はhttps://www.youtube.com/watch?v=gupXtV8pHbw

Il Volo の ”Canta che resta”のオフィシャル・ビデオは

https://www.youtube.com/watch?v=6NaPnoAIPSM&start_radio=1&list=RD6NaPnoAIPSM&t=0